内田裕也さん死去、ヒット曲のないロケンローラーが残した意外な功績

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出典:日刊スポーツ

歌手でもあり俳優として多数の映画にも出演していた内田裕也さんが昨日の3月17日に亡くなっていたことが今日報じられたのだが、この人を知る人はいてもこの人が何した人なのか?知っている人はあまりいないのではないか。

樹木希林にくっついて、どうやって飯くってるのだろうかと思っている人も多いはず。
恥ずかしいが自分もそのひとりだった。

けど今日のニュースを見て驚かされたのでここで紹介したい。

実はこのひと、あの沢田研二率いる、ザ・タイガースを大阪の喫茶店で演奏していたところをスカウト。
沢田研二さんがここまでこれたのは内田裕也さんのスカウトがきっかけ。

また、あの矢沢永吉さんがいた伝説のロックバンド「キャロル」も内田裕也の発掘したバンド。

音楽好きでも若い世代にはこの人の存在すら知らない人も多いだろうが、2017年にはあのロックギタリスト布袋寅泰さんの主催するロックフェスティバルにゲスト出演もしている。

自ら、「ヒット曲のないロケンローラー」と言っていたが、ビジネスの世界でもこうやって表向きには成功しない人でも、裏方で成功する人をたくさん見てきた。それと何となくかぶる気がした。

個のプレーヤーとしては大成しなかったものの、マネージメントやディレクション業務になると力を発揮するタイプだったのだと推測することができる。人にはそれぞれ向き不向きがある。

日刊スポーツの記事にあった言葉が、内田裕也さんの生きざまをしみじみと物語っていると感じた。

「ロックンロール!」の決めゼリフの「軽さ」とロック界に残した実績の「重さ」のギャップが、この人の不思議な魅力を醸し出したように思う。